雑誌

『彷書月刊』(2005年7月号 特集・このさき諸星大二郎一丁目) 彷徨舎

いやはや本当に参った。これほど諸星大二郎さんの漫画に嵌るとは思ってもみなかった。 読み始めるきっかけとなったのは、崩れた本の山の中から(草森紳一蔵書整理プロジェクト)というブログに掲載されていた二つの文章だ。マンガ担当のLiving Yellowさんが2…

『彷書月刊』(2009年10月号 特集・草森紳一の右手) 彷徨舎

草森紳一さんの名前は、だいぶ前から知っていた。そこには、ジャンルを問わずに様々な雑誌に読み易い短文を寄せていた器用な随筆家といった記憶しか残っていなかった。おそらく、新刊雑誌を熟読せずに読み飛ばす癖のある私は、草森さんのことを強烈な個性を…